日本の原生林保護運動のページ。 ブナ原生林から自然・社会・文化・環境を発信。

生物はどのように分類したら良いのでしょうか?

生物界はどのように分類したら良いのでしょうか??

つい最近まで、

「生物とは、植物と動物である」とされてきました。

これを二界説といいます。

ところが10年ほど前から

生物とは、植物と動物と菌類(菌物)の三本柱で成り立っている

という考え方が広く支持を集めるようになりました(三界説)。

この三界説はずっと前に先駆的な研究者によって主張されていたのですが、日本ではなかなか広まりませんでした。

その理由は、

  • キノコ学が冷遇されていたからです。
  • もう一つは、自然生態系という考え方に関心を寄せる人が少なかったからです。
  • 三つ目は、自然の進化を生存競争という見方で理解する風潮が蔓延していたからです。

このような考え方は今でも主な潮流として続いています。

自然の進化は生存競争で進化してきたという見方は、表層的な見方です。
私はこのような自然観を生存競争的自然観と呼んでいます。

生存競争的自然観は、最近の150年の間の競争的人間社会の拡大と激化という社会現象が人々の競争的社会観と競争的人生観を生み出し、さらにそのような社会観や人生観が生物社会に投影されたものにすぎません。

生命は相互作用を根本原理とする広い意味での共生と多様性によって進化発展してきたのです。

このような見方を私は生態学的自然観もしくは共生的自然観と呼んでいます。

先駆的な一部の科学者と民間キノコ研究者は30年以上も前からそのような考え方で活動してきました。

その後、分子生態学の発展によって、生物間の相互作用(広義の共生関係)が次第に明らかにされつつあります。

キノコが属している菌類は、植物でもなく、もちろん動物でもありません。

第三の生物なのです。

そして今日では、

キノコが属する菌類は、生態学的には、

腐生菌と菌根菌に分類されるようになりました。

そして生物界は

植物、動物、菌類、原生生物、バクテリア、古細菌

の6界に分類されています。

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