日本の原生林保護運動のページ。 ブナ原生林から自然・社会・文化・環境を発信。

資料編

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資料編

八幡平の葛根田ブナ原生林を守る会の活動紹介

雫石川上流葛根田川源流部における広大なブナ原生林の保護運動を主な目的として1987年に発足しました。

これまで、原生林伐採・リゾート建設・山岳観光道路建設という三つの大きなブナ林保護運動(開発反対運動)を展開し、いずれも凍結・撤回・断念中止という成果を獲得しています。

これらの守る会の活動によって、岩手山西方の原生林地帯において、千五百メートル前後の山が17、大きな川や沢が14、面積にして一万ヘクタール以上のブナ林が伐採や開発から免れました。

さらに1990年には三日間のべ1600名の参加を得て「原生林盛岡全国シンポジウム」(報告集・盛岡市立図書館)を開催しました。

日常の活動は、①葛根田原生林からの通信の発行。年2~3回。発行部数500部。②自然観察会や市民登山の開催。③市民の自然写真展の開催。④東京ボロ市でのブナの森の店開設と手作り作品教室。⑤苗畑とブナの苗木の育成。⑥シンポジウムやNPOゼミナールの開催。⑦ホームページの作成やパソコン教室の開催。⑧全国の保護団体との交流。⑨なお会員・通信購読者合わせて約400人。素朴な会です。10人前後の運営委員会で運営しています。いつも変化しようとしている。⑩なお「はるかなるブナの森」出版(購入先・盛岡てづくり村)


葛根田ブナ原生林を守る会活動年表


葛根田川源流部伐採計画反対運動

1984       葛根田林道に建設着手
1985       葛根田川源流部でブナ林の伐採始まる
1986.6.10    原生林研究会発足
1986.10.9    岩手県と対県交渉 現地レポート作成
1986.12.15    岩手県政記者クラブでアピール
1987.2.28    盛岡市で葛根田原生林シンポジウム開催
1987.3.28    八幡平の葛根田ブナ原生林を守る会結成大会

(1987.4.14  林野庁が知床原生林で伐採強行・機動隊導入)

1987.5.31    第一回現地観察会(200名)
1987.10.3    林野庁が葛根田国有林伐採計画の凍結を発表
1987.10.18   林野庁が「林業と自然保護に関する検討委員会」を東京に設置

(1987.11月  白神山地で保安林解除に反対する意義意見書の提出運動展開される)

(1988.6 長野市で第一回原生林シンポ(ブナ全国集会)が開催される)

1988.12.7   知床・白神・葛根田など全国12地域が保護地域に指定される  林業と自然保護に関する検討委員会が報告書を提出

(1989.   北海道斜里町で第2回原生林シンポ開催)
(1990.10.13~16 盛岡市で第3回原生林シンポ開催(ブナ全国集会)が開催される)

1990.10.5   葛根田川源流部森林生態系保護地域設定委員会第一回会合
委員(白藤力、中村正、由井正敏、菅原亀悦など)
1991.4.1   「葛根田川・玉川源流部森林生態系保護地域」が発足


原生林盛岡全国シンポジウム

1989.12.20    ブナ全国集会の盛岡開催を呼びかける(葛根田原生林からの通信11号)
1990.1.14     岩手県実行委員会準備会発足(12団体22名)
1990.1.28     東北ブナシンポ・東北規模実行委員会準備会発足(23団体55名)
1990.4.1     「原生林盛岡全国シンポ実行委員会」結成大会(東北規模)(34団体60名)
           (事務局 葛根田ブナ原生林を守る会)
1990.10.13~15   ブナ・原生林・自然を守る全国集会(24都道府県から773名)
1991.2.1      大会報告集を出版(1800円、3000部)

国見スキーリゾート計画反対運動

1989.4     雫石町民から安栖沢源流部ブナ林保護を守る会にアピール
1992.2.12  守る会が情報公開の請求
1992.3~4 守る会が開発会社、雫石町、雫石営林署、岩手県と相次いで会談
1992.5.31 第一回現地観察会(100名)ヘリコプター2機飛ぶ
1992.6.20 国見スキー場シンポジウムを開催(100名)
1992.8.28 雫石町が諮問委員会を設置(委員 白藤力、上野靖雄、藤井忠志など)
1992.9.1~18 市民の自然写真展を開催
1992.12.11 同諮問委員会が早期実現の答申
1993.3.1 反対署名運動を開始
1993.6.28    一万名を超える反対署名を提出(10727名)
1994.3.11    林野庁に要請活動
1996.8~10 雫石町と開発会社が相次いで断念を表明


一般県道雫石東八幡平線(通称・奥産道)建設反対運動

  • 第一期(前史)
    1965    岩手県が一般県道として工事着手(奥地産業開発道路臨時措置法に基づ
    く国庫補助事業)
    1971   工事中断
    1984    工事再開(山頂部トンネルとする案が当時の関係者の合意で採用される)
  • 第二期(葛根田ブナ原生林を守る会とマスコミの活躍)
    1996.7.25   工事現場付近で原生林破壊事件発覚
    1996.7.28  八幡平の葛根田ブナ原生林を守る会が建設反対運動を開始
    	緊急調査 工事ストップ
    1996.8.9   岩手県知事に中止要望書を提出(復旧対策と工事続行断念を要請)
    1996.9.21  奥産道シンポジウムを開催(100名)  
    1996.9.29 第一回現地観察会(110名)
  • 第三期(道路検討委員会の活躍)
    1997.5.21  県が検討委員会を設置 委員 村井宏岩大教授 永野正造守る会長など
    1998.1.29    県民意見発表会を開催
    1998.3    岩手山が火山活動を開始 98.8.20 同検討委が提言を答申
    1998.9.3   葛根田ブナ原生林内で断層地震発生(M6.1)守る会6人ヘリで救出される
    1998.9.18   守る会が震度6を語る会を開催
  • 第四期(岩手県土木部の活躍)
    1998.9.30   県知事が11月中に結論を出すと表明
    1998.10.22   土木部が代替案を発表
    1998.11.2 土木部が県民から意見を聞く会を開催
    1998.11.4    土木部がアンケート調査を発表
    11.9  知事が11.18に決断と発表
  • 第五期(守る会の活躍と知事の断念表明)
    1998.11.11   守る会が緊急活動計画を発表
    1998.11.12 守る会が15項目の緊急要請書を岩手県知事に提出
            全国20団体とともに(大雪の自然を守る会、長野県自然保護連盟など)
    1998.11.14   守る会が松川工区の緊急現地調査(豪雨)
    1998.11.16 守る会が緊急市民集会を開催 3項目のアピール採択
    1998.11.17 守る会が3項目のアピールを県知事に提出
    1998.11.18 岩手県知事がトンネル建設工事目前にして工事中止を表明
  • 第六期(建設済み部分80%の活用方法をめぐって)
    2000.8.30 同道路活用検討委員会設置 委員18人 安藤昭岩大教授、上野靖雄、白藤力、中村正、高橋一行、由井正敏、菅原亀悦、林敦子、内澤稲子、幸丸正明、中原祥皓、佐藤義正、矢羽々文一郎、矢羽々昭夫、川口善也、佐々木正四郎、福島雅喜、関山和敏
    2000.11.11   守る会が市民サイドシンポジウムを開催
    2001 県の委員会が原生林保護を重視する答申を提出/4キロ手前(大松倉橋)でマイカー規制



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